2022年7月12日火曜日

日刊バレーヒルリポート 2022年7月12日(火)

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現代摂理を展望する「日刊バレーヒルリポート」
<保守派クリスチャンのための時事評論メールマガジン>
                        2022年7月12日(火)
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バレーヒルリポートでは、毎日のニュースの中から、TV・新聞では報道
されない重要なトピックスをピックアップしていきます。
また日曜/水曜の礼拝の動画もお届けします。

本日のメニューはコチラになります。

★本日のトピックス(3件)
★(コラム)真の信仰は、悔い改めから始まる


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本日のトピックス(3件)
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■トランプ大統領、安倍元首相の告別式参列か?
https://www.valleyhill.report/2022/07/blog-post_12.html

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■【米国】なぜ安倍総理は日本国内よりも海外で
https://www.valleyhill.report/2022/07/2022711_12.html

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■【生配信】注目のオランダ農民一揆 世界のメディア集合
https://www.valleyhill.report/2022/07/blog-post_49.html


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(コラム)真の信仰は、悔い改めから始まる
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昨日のコラムで、今回の安倍元首相の銃撃事件について、私たちは悔い
改める必要があると書いた。なぜ当事者でもない私たちが悔い改めなけれ
ばならないのか、疑問に思われた読者もいらっしゃるはずなのだ。

*参照)今は悔い改めの祈りを捧げる時
https://www.valleyhill.report/2022/07/2022711.html

あまりにも問題が大きいために、不安に駆られていらっしゃる方もいる
だろうし、怒りを感じている方もいると思うのである。しかし私たちは
どのような場面でも、一人のクリスチャンとして、信仰に基づいて、
真正面から今回の事件と向き合うべきなのである。

私が「私たちは悔い改めなければならない」と書いたのは、容疑者が
私たちの教会の信徒だったからではない。むしろそうではなかったから
である。なぜならばそれは、私たちの救いの声と救いの手が、容疑者と
その母親に届いてなかったことを意味するからである。

キリストは正しい人を救うために来られたのではない。真実はその逆で
あり、罪びとを救うために来られたのである。だとすれば容疑者が信徒
だったら困惑し、信徒ではなかったら安堵すると言うのは、クリスチャン
として根本的に間違っているのだ。なぜならば聖書にはこう書いてある
からである。

『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない。』とはどういう意味か、
行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招く
ために来たのです。」(マタイ 9/13)

私は読者に問いたいのである。私たちが信仰の告白をする時、イエス様は
私たちの罪を背負って十字架で磔にされた、と言う事実を、一体どのように
理解しておられるのだろうか?

ニ千年前に私たちがその場にいなかったことは明らかである。しかし確か
にイエス様は私たちの罪を背負って十字架で磔にされたのである。

それはパリサイ人と同じ罪が私たち自身にもあるからであり、イエス様を
売ったユダと同じ罪が、私たちにもあることを私たち自身がよく自覚を
しているからである。だからこそ私たちは、イエス様の十字架に対して、
悔い改めの祈りを捧げるのである。

容疑者の母親は、借金をしてまで家庭連合に多額の献金をしていた。
そしてそれに対して容疑者は、大きな恨みの感情を持っていたのである。
しかしこれは、数年前に私たちが家庭連合にいた時の姿そのものなので
ある。だとするならばあたかも容疑者だけが特別であり、私たちは全く
関係ないかのように振る舞うのは、大きな「偽善」なのだ。

また今回の事件では、容疑者がいわゆる「宗教二世」であることに着目
する分析もある。しかしこれに対しては私は反論がある。

なぜならば私たちは自分の生まれる国も、生まれる時間も、自分の親も
選べないからであり、神によって与えられた環境の中で、精一杯努力して
いくしかないからである。自分の親は〇〇だから・・・などというは、
全くの言い訳に過ぎないのだ。

もしそのような言い訳が許されるのであれば、私はこう主張することも
できるのである。私の父は無神論者であり、私の祖父も無神論者である。
そのような無神論者の家庭の長男が、ある日突然クリスチャンになった
なら、一体どんなことが起こるだろうか?

私の家族は、私が洗脳されたと思い込み、私の信仰を破棄させるために
三度の拉致監禁を行ったのである。私は一番長い監禁では10か月の間、
狭いマンションの中に閉じ込められていた。そして信仰の命だけではなく、
実際に身体の生命も奪われかねない危険な状況の中で、奇跡的に解放
されたのである。

では私は、加害者に対して復讐をすべきだっただろうか?
私はそうしなかった。なぜならば私たちの信仰には目的地があり、過去
を振り返っている暇などないからである。また理由はそれだけではない。
私は人生で最も困難だったこの時期に、神に出会い、生まれ変わった
からである。生涯において、神を得る以上の喜びが一体どこにある
だろうか?

それは家庭連合に対しても同じなのだ。家庭連合は私たちに大きな苦しみ
を与えた張本人である。しかし私たちは恨みなど持ってはいない。持って
いるのは「哀れみ」である。

だからこそ私は、容疑者がこのような事件を起こす前に、出会うことが
出来なかったことが悲しいのであり、一人の青年を救うことが出来なかった
ことが悲しいのである。

私は安倍元首相のご冥福をお祈りすると共に、この事件を起こす前に救う
ことができなかった容疑者とその母親に対して、一つの聖句を贈りたい
と思うのである。そしてそれが「種」となり、いつの日か「信仰の芽」が
出ることを心から望むのである。

聖書にはこう書いてある。
神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのち
を持つためである。(ヨハネ 3/16)

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本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また明日お会いしましょう。
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