2021年12月14日火曜日

日刊バレーヒルリポート 2021年12月14日(火)

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現代摂理を展望する「日刊バレーヒルリポート」
<保守派クリスチャンのための時事評論メールマガジン>
                        2021年12月14日(火)
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バレーヒルリポートでは、毎日のニュースの中から、TV・新聞では報道
されない重要なトピックスをピックアップしていきます。
また日曜/水曜の礼拝の動画もお届けします。

本日のメニューはコチラになります。

★本日のトピックス(5件)
★(コラム)日本を蝕むカイン型保守思想


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本日のトピックス(5件)
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■特番『内部留保課税は是か?非か?』ゲスト:(株)アシスト代表取締役
 平井 宏治氏
https://www.valleyhill.report/2021/12/blog-post_94.html

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■【日防隊】陸続と現れる使命感溢れる日本人を応援しよう!
https://www.valleyhill.report/2021/12/blog-post_14.html

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■【遠見快評】中共恫喝するも、止まらぬボイコットの輪
https://www.valleyhill.report/2021/12/blog-post_75.html

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■オリンピック ボイコットの歴史
https://www.valleyhill.report/2021/12/blog-post_72.html

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■【世界の十字路】プーチンは本当にウクライナ侵攻したいか?
https://www.valleyhill.report/2021/12/blog-post_97.html


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(コラム)日本を蝕むカイン型保守思想
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今日のトピックスでは、「内部留保課税」と言う、一見すると摂理とは
何の関係もなさそうな話題を取り上げた。これは企業の持っている資産に
課税をする議論であり、企業活動に箍を嵌め、私有財産を否定する共産
主義政策である。

このような共産主義政策が、保守政党と目されている自民党から出て来る
こと自体が恐ろしいことである。これを以て自民党は左傾化している、
容共になっている、親中だ・売国だなどと批判することは容易い。

しかしここでは別の角度から、この議論を批判したいと思うのである。
すなわちこの政策が日本の似非保守思想である「天皇中心主義」、具体的
に言えば「公地公民」の現代版であると言うことである。

「公地公民」とは「土地と人民は天皇のもの」と言う律令制度の根幹思想
である。現代は象徴天皇制であるので「天皇のもの」と言う部分は形骸化
しており、「政府のもの」と置き換えて理解すると分かりやすい。

つまり現代の政府の政策は、「土地と人民は政府のもの」と言う思想を
展開したものと見れば、現在の自民党が行っている政策の方向性を、より
ハッキリと理解することができるのである。

私はこのコラムで何度も批判しているように「公地公民」とは、日本史に
見られる古代の共産主義思想である。これは強力な官僚制度と、中央集権
的な政府組織を目指したものであった。旧ソ連や現在の中国を見れば、
それがいかなる国家を目指しているかを理解できるだろう。

それに対して、自らが開墾した土地を守り、自らの家族と地域を守ろうと
した人たちがいた。それが東国武士団であり、彼らが鎌倉幕府を作った
のであった。そして彼らこそが日本の「鉄の杖思想」の源流なのだ。

私たちは日本の保守と付き合う時には、この点について注意をしなけれ
ばならない。日本の保守には2種類の人がいるのだ。一方は政府の権限を
強化し、人権を抑圧する方向性を目指すグループだ。もう一方は個人の
人権を守り、私有財産を守り、伝統文化を守り、地域社会を守り、
小さな政府を目指すグループだ。

この2つの思想は全く異なるものなのだ。衆議院選挙が終わり、自民党は
勝利をした。維新の会も議席を伸ばした。しかし維新の会は資産課税を
目指している。資産課税は私有財産を否定し、神の王国の基盤を破壊する
政策である。

来年には参議院選挙がある。イスラエルが正しい摂理観を持たなければ、
日本は国難を越えることはできない。これが私たちに、キリストが必要な
理由であり、祈りが必要な理由なのだ。

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本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
また明日お会いしましょう。
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現代摂理を展望する「日刊バレーヒルリポート」
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